注文住宅の収納計画で後悔しない!暮らしを変える収納アイディア3選
こんにちは。浜松市を中心に、”暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
「まるでホテルのようなすっきりした空間」に憧れるけれど、実際に暮らすとなると物があふれてしまう――。
そんな悩みを解決するのが、設計段階から考え抜かれた収納計画です。
施工事例で多くの反響をいただいている、上質な暮らしを叶える3つの収納アイディアをご紹介します。

玄関からつながるロッカー収納
帰宅後の動線を整える
家族それぞれに専用スペースを設けた個人ロッカー。
この収納の最大の特徴は、「玄関から直結している」という配置にあります。
帰宅後すぐにコートやバッグを定位置に戻せるため、リビングやダイニングに物を持ち込まない動線が自然と生まれます。
外出着や靴、傘などもまとめて管理でき、玄関まわりの印象が常に整います。

子どもの片付け習慣が身につく
お子様にとっても「自分の場所」があることで、片付けが日常の習慣に。
学校の準備や習い事の道具も一箇所にまとまるため、忙しい朝の時間を効率的に使えます。
家族が増えても、ロッカーの数や棚の高さを調整することで、成長に合わせた収納が可能です。
玄関は家の顔。そこがすっきりしているだけで、住まい全体の印象が変わります。

キッチン横パントリー
ダイニングの景観を守る
オープンなLDK空間で生活感が出やすいのが、キッチン周辺です。
ダイニングやリビングから見えない位置に配置したパントリーは、空間の印象を左右する重要な要素。
食品ストックはもちろん、炊飯器やトースターなどの調理家電をパントリー内に配置することで、キッチンカウンターをすっきり保つことができます。


扉を閉めれば生活感ゼロ
扉を閉めれば生活感が一切見えない設計は、来客時も安心。
普段使いの調味料や日用品のストックスペースとしても活用でき、買い物から帰った後の動線も効率的です。
キッチンで料理をしながらパントリーへ数歩で移動できる配置は、家事の時短にも直結します。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることで、機能性と美しさを両立した空間が完成します。
調理家電の蒸気や熱がこもらないよう、換気計画も含めて設計することが大切です。


小上がり収納
空間を立体的に活用する
床面を一段上げた小上がりスペースの下部は、意外と使える収納スペースです。
目線より低い位置にあるため、収納扉があっても空間の広がりを損ないません。
リビングの一角に設けることで、座ってくつろぐスペースと収納を同時に確保できます。

使用頻度の低いものをスマートに
季節の家電や来客用の寝具、お子様の季節外れの衣類など、使用頻度は低いけれど必要なものを収納するのに最適。
小上がり部分に畳を敷けば、和の雰囲気を取り入れることも可能。
お子様の遊び場としても、来客時の応接スペースとしても活躍します。
段差を利用した腰掛けとしても使えるため、立ち座りの多い子育て世帯には特に重宝される空間です。

設計段階から考える収納が、暮らしの質を変える
これらの収納アイディアに共通するのは、「見えない工夫」です。
物を隠すのではなく、適切な場所に適切な収納を設けることで、自然と片付く仕組みをつくる。
それが、ホテルのような洗練された空間を日常にする秘訣です。
収納計画は、間取り設計と一体で考えることで初めて効果を発揮します。
生活動線を想定し、家族構成や暮らし方に合わせて計画することで、10年後も快適に暮らせる住まいが実現します。
「収納が足りない」という悩みの多くは、量の問題ではなく配置の問題です。
必要な場所に必要な大きさの収納があれば、無理なく片付けが続けられます。
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