もう衣替えに悩まない!浜松で考える注文住宅の収納計画
こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
「また今年も衣替えの季節か…」
季節の変わり目になると、重い腰を上げて衣類の入れ替え作業。
お子さまがいるご家庭なら、成長に合わせたサイズ管理も加わり、想像以上に時間がかかります。
実は、住宅の設計段階で適切な収納計画を立てることで、この衣替えという作業そのものを不要にできることをご存じでしょうか。
今回は、衣替えの手間をなくす「注文住宅だからできる収納計画」についてご紹介します。

なぜ衣替えが必要になるのか
多くの住宅で衣替えが必要になる理由は、シンプルです。
収納スペースが、家族の衣類をすべて収めるには足りないから。
一般的な建売住宅のクローゼットは、限られた面積の中で効率よく部屋数を確保するため、必要最小限の広さに抑えられています。そのため、オフシーズンの衣類は別の場所へ移動せざるを得ません。

衣替えをなくす収納設計の考え方
では、どのような収納があれば衣替えが不要になるのでしょうか。
主寝室のクローゼット
まず大切なのは、春夏秋冬すべての衣類を収められる容量です。夫婦それぞれに十分な壁面スペースを確保する必要があります。
オフシーズンの衣類も同じ空間に無理なく収まるため、入れ替える必要がありません。


スペースを確保するのが難しい場合は、ハンガーパイプを2段にすることで縦方向を有効活用する方法もあります◎
主寝室に隣接したウォークインクローゼットにすれば、着替えの動線も最短に。
姿見や小物置き場も含めて身支度を一箇所で完結できるため、忙しい朝の時間効率が大きく向上します。
子どもの成長に対応する収納
お子さまの収納では、可動棚を採用することで成長に合わせた調整が可能になります。
ベビー服から小学生の制服まで、家具を買い替えることなく長く使い続けられるのがポイントです。


「今使いやすい」だけでなく、数年後も見据えた設計が重要。
おもちゃ、絵本、学用品と用途が変わっても対応でき、サイズアウトした服をすぐ下の子へ受け継げる配置を考えておくと便利です。
ファミリークローゼットという選択肢
最近注目されているのが、家族全員の衣類を一箇所にまとめるファミリークローゼットです。
- 洗面所や浴室の近くに配置すれば、入浴前後の動線もスムーズ
- 洗濯→収納の動線が最短になり、家事効率が大幅アップ
- 「誰のものをどこに片付けるか」と悩む時間がゼロに

収納設計で変わる、日常のストレス
衣替えが不要になると、得られるのは「時間」だけではありません。
- 季節の変わり目に天気を気にしながら作業する必要がない
- 急な気温の変化にも、すぐ対応できる
- 「あの服どこにしまったっけ?」と探す時間がゼロに
- クローゼットの中が常に整理された状態を保ちやすい
忙しい共働き世帯にとって、これは大きな変化です。
注文住宅だからできる収納設計チェックポイント
- 動線:
洗う→干す→しまうの流れがスムーズか - 使用頻度:
よく使うものは手が届きやすい場所に - 家族構成:
今だけでなく、5年後10年後も見据えて - 生活スタイル:
実際の暮らし方に合っているか
こうした要素を総合的に考えた設計が、長く快適に暮らせる住まいをつくります。
美しいデザインや高品質な素材と同じくらい、日々の暮らしやすさを左右するのが収納です。
新しい住まいでどんな毎日を過ごしたいですか?
そこから逆算して必要な収納を設計することで、年間何十時間という時間が生まれ、ストレスのない日常が手に入ります。
▼収納計画がされている施工事例はこちら













