光と影をデザインする家|浜松で人気の木格子を上手に取り入れる方法と注意点

こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。

住まいの印象を決めるのは、間取りや設備だけではありません。細部のデザインが、空間全体の雰囲気を大きく変えることがあります。

中でも「木格子」は、光と影のコントラストを生み出し、空間に奥行きを与えてくれる存在です。

今回は、実際の施工事例をもとに、「木格子の効果的な取り入れ方から注意点、メンテナンスまで」を詳しくご紹介します。

階段に設置された格子

木格子が果たす3つの役割

木格子は単なる装飾ではありません。住まいにおいて重要な機能を担っています。

1. 視線のコントロール

外部からの視線を適度に遮りながら、光や風は通す。プライバシーを守りつつ、開放感を保つことができます。

2. 空間の仕切りと抜け感

壁で完全に区切るのではなく、緩やかに空間を分ける。視線が抜けることで、実際の面積以上の広がりを感じられます。

3. インテリアのアクセント

縦のラインが空間にリズムを生み出し、洗練された印象に。照明との組み合わせで、さらに表情豊かな空間を演出できます。

場所別・木格子の効果的な使い方

玄関から見える位置:視線を導くアクセントとして

玄関はいってすぐの位置に設置された格子

玄関を入ってすぐの空間に木格子を配置すると、来客の視線を自然に導きながら、奥行きのある印象を与えられます。

直線的な格子のデザインは、シンプルながらも存在感があり、帰宅時に毎日目にする風景だからこそ、飽きのこない美しさが重要になります。

ポイント

格子の幅や間隔は、空間全体のバランスを見ながら決定していくと◎

リビング・ダイニング:空間に変化をつける間仕切りとして

リビングとキッチンの間仕切りのために設置された格子(柱)

オープンな間取りでも、緩やかなゾーニングが欲しい場合に木格子は効果的です。

例えば、ダイニングとリビングの境界に見せ柱を格子状に配置すると、完全に仕切らずに空間の役割を分けることができます。

階段:縦の動線に奥行きを与える

階段に設置された格子

階段に木格子を設置すると、光が格子を通して美しい影を落とし、時間帯によって表情が変わる空間になります。

外壁・窓まわり:プライバシーと採光の両立

外観に設置された格子

部屋に光と風を取り込みたいけれど、外からの視線は気になる——そんな場合、外壁に木格子を設置することで解決できます。

格子を高めに配置すれば、防犯性も高まります。隣家や道路からの視線をカットしながら、快適な住環境を確保できます。

木格子を選ぶときの重要なポイント

デザイン

細い格子
→ 目隠し効果が高く、繊細で現代的な印象に

太い格子
→ 開放感があり、力強い存在感を演出

間隔の広い格子
→ 抜け感が生まれ、空間が広く見える

外壁に使用された格子

空間のテイストや用途に合わせて、まずは理想のデザインイメージを明確にすることが大切です。

素材選び

ツキ板(突板)を使用したもの
→ 室内の格子に多く使用され、コストパフォーマンスに優れる

無垢材を使用したもの
→ 質感と経年変化を楽しめるが、価格は上がる

外壁用アルミ+木調シート
→ メンテナンスフリーで耐候性が高い

階段の木格子

長く住む家だからこそ、素材の特性を理解した上で選択することが重要です。

安全性

特にベランダに設置する場合は、お子さまの頭が入らない間隔にすることが必須です。

また、階段などお子さまが触れる可能性のある場所では、手をかけても折れない太さと強度を確保しましょう。

メンテナンスで美しさを保つ

木格子は適切なお手入れで、長く美しい状態を維持できます。

玄関の格子

日常のお手入れ

ブラインドと同様に、定期的にホコリを払うことが基本です。
特に室内のルーバー式は、エアコンの風が当たる場所に設置されることが多いため、こまめな掃除がおすすめです。

塗装のメンテナンス

オイル塗装などの仕上げがされている場合は、定期的な塗り直しが必要です。
木の種類による手入れ方法の違いは少ないものの、塗装の有無で対応が変わります

外壁の格子について

外壁用の格子は、アルミ芯材に木調シートを巻いているタイプが主流で、基本的にメンテナンスは不要です。

ただし、無垢材を使用している場合は定期的な塗装メンテナンスが必要になります。

実際に木格子のある住まいを体験してみませんか

12月6日・7日に完成見学会を行うお家では、木格子が印象的なお家を実際にご覧いただけます。

実際に目で見て、触れて、空間の中に立ってみることで、木格子が生み出す上質な雰囲気を体感していただけます。

北欧モダンをベースにした甘すぎない配色のリビング

おすすめポイント

  • リビングの抜け感を演出する縦格子
  • 階段空間に奥行きを与えるデザイン
  • 光と影が生み出す美しい陰影

設計のポイントや素材選びの考え方など、実際の空間を見ながらご説明いたします。

こだわりを形にした住まいづくりの参考に、ぜひお越しください。

完成見学会|ご予約・詳細はこちら

開催日12月6日(土)・7日(日)

開催時間:10:00~17:00

17:00以降平日(12月1日(月)~5日(金))をご希望の方はお問い合わせください。

開催場所:浜松市中央区大平台

一生に一度の家づくりだからこそ、丁寧に、細部までこだわりたい。

そんなあなたにぜひ見てほしい住まいです。

見学会の見どころ

  • 約5.3mの吹き抜けと縦型LDKがつくる開放感
  • 空間にぴったり収まる造作家具の実例
  • 家事動線を一室で完結できるランドリールーム
  • 階段下や寝室を活用した小上がりヌック
  • UA値0.46、耐震等級3の高性能住宅(GX型志向住宅)
2棟同時見学も可能

見学会場近くにあるモデルハウスも、同時に見学できます。

テイスト、吹き抜けの使い方、動線設計の違いを比較しながら、ご自身の理想の暮らしを具体的にイメージしていただけます。


合わせて読みたい|担当者の推しポイント

担当者が「現地で確かめてほしい」と語る、4つの見どころを詳しく紹介しています。

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