【施工事例】吹き抜け5mリビングと料亭のようなキッチン

こんにちは。
浜松市を中心に、暮らしを起点にした家づくりを行っているココハウスです。
今回は、桜を望む土地に建てた和の別荘の施工事例をご紹介します。
「家の中から桜を眺めたい」
「和の雰囲気を大切にしたい」
そんなお施主様の想いから始まった今回の家づくり。
中庭を囲む設計、料亭のようなキッチン、5mの吹き抜けリビング。
どこにいても四季を感じられる、特別な住まいが完成しました。
ぜひ最後までご覧ください。
桜を引き立てる、和の外観
外壁は、やわらかなベージュの塗壁仕上げ。
採用したのは、蓮の葉のように水を弾き汚れが付きにくい「STOロータソン」です。
機能性だけでなく、マットで落ち着いた質感が和の雰囲気を引き立てます。
屋根はあえて薄く設計し、軒先にはくさりといを設け、繊細な和のディテールを添えました。

玄関ドアは杉の木製建具。
自然素材のあたたかみが、訪れる人をやさしく迎え入れます。
また、横から見たときに室外機などが目立たないよう、あえて設置部分をへこませる工夫も。
細部まで配慮することで、外観の美しさを保っています。


夜になると植栽がライトアップされ、昼間とはまったく異なる、凛とした表情に変わります。

黒モルタルがつなぐ、静かな動線
玄関からシューズクローゼット、そしてキッチンへと続く床は黒のモルタル仕上げ。
重厚感がありながら、和の素材とも相性の良い質感です。
LDKへつながる扉は格子デザイン。
扉を開ける前から、空間の世界観が伝わります。


料亭のようなキッチン空間
この住まいの象徴ともいえるのが、キッチンとダイニング。
垂れ壁と間接照明によって、落ち着いた“料亭のような”雰囲気を演出しました。
レンジフードは垂れ壁の中に隠し、生活感を抑えています。
壁面には細い縦ボーダーのタイルを採用。
主張しすぎない、さりげないアクセントです。


ダイニングカウンターは半造作。
下部には電子レンジなどを置けるスペースを確保しています。
カウンターに椅子を並べれば、キッチンと一体となったもてなしの場に。
キッチンとリビングの境には四枚の障子扉を設け、空間をゆるやかに仕切りながら、和の趣を深めています。


5mの吹き抜けと、大開口の窓
リビングは勾配天井の吹き抜け空間。
最高高さは約5m。
大きな開口部から光が差し込み、昼間は照明がいらないほどの明るさです。
天井は梁あらわしとし、外の軒とつながるように設計。内と外の境界がゆるやかに溶け合います。


床には凹凸のある杉材を使用。
素足で歩いたときの心地よさも、この家ならではです。
コンセントは床埋め込み式にし、生活感を抑える工夫も施しています。



中庭という、もうひとつの特等席
リビングの窓は3枚すべてが左側にすっぽりと収まる設計。
開け放つと視界を遮るものがなく、中庭と一体になります。
外へ出るとウッドデッキが広がり、その先にはプライベートな中庭空間。


壁の高さは約2.5m。
外からの視線を遮りながら、空はしっかりと感じられる絶妙な高さです。
ドッグランとしても使える庭にはベンチを設け、夜は植栽がライトアップされます。


和室にいても、リビングにいても、中庭にいても、春には桜を楽しめる設計。
中庭でお花見をする時間は、この別荘ならではの贅沢です。
小上がり畳と、静かな寝室
リビング横には小上がりの畳スペース。
下部は収納になっており、間接照明がやわらかく空間を包みます。
押入れは隙間のない両開き設計で、一枚の壁のような仕上がりに。
その下には空間を設け、障子越しに植栽の影が映る演出も。




寝室はリビングから2段上がった先に配置。
ベッドは掘り込みフレーム仕様で、空間に自然と溶け込みます。




納戸収納も備え、その下部にはワンちゃんの寝室スペースも設けました。


水回りも、素材と雰囲気を大切に
トイレの壁は珪藻土。色は一から調合しました。
棚には天竜杉を使用しています。
洗面には「ミラタップ/フィオレット」を採用し、壁付け水栓でスッキリと。
ペンダントライトがやわらかな陰影をつくります。
浴室は「TOTO/サザナ」。
機能性と心地よさを両立しています。




さらに、水回りの上には小屋裏空間を設けました。
はしごで上がる、隠れ家のような場所です。

桜とともに過ごす時間


どこにいても、桜を感じられる住まい。
素材、光、視線の抜け、そして四季の移ろい。
すべてが丁寧につながり、ひとつの世界観をつくっています。
別荘でありながら、どこか日常の延長線にあるような落ち着き。
春の桜も、夏の緑も、秋の空も、冬の静けさも。
この家は、季節そのものを愉しむための舞台です。











