注文住宅で「後悔」をしないために。見落としがちな3つのポイント

こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。

間取り、外観、キッチンのグレード。
注文住宅を検討し始めると、大きな決断が次々と押し寄せてきます。そのぶん、「細かいところは後回し」になりがちです。

でも実は、毎日の暮らしの満足度に直結するのは、意外と小さな部分だったりします。

この記事では、家づくりの打ち合わせで見落とされやすい【細かすぎるけど重要なポイント】を3つ厳選してご紹介します。
家づくりを始めたばかりの方にこそ、早めに知っておいてほしい内容です。

スイッチをオンにするときの手元

注文住宅で後悔しやすい「見落とし」はどこに多い?

住宅購入後の後悔に関しては、「もっとこだわればよかった」という声が多く上がるのは、インテリアや内装の細部です。

大きな後悔ではないけれど、毎日目に入るたびに「あ、ここちょっと違ったな」と感じるポイントが積み重なってしまう。
それが住まいへの満足度をじわじわと下げていきます。

では、具体的にどんなポイントが見落とされやすいのか。順番に解説します。

見落とし①「コンセントの色」
白だけじゃないことを知っていますか?

多くの人がイメージするのは”白いコンセント”

白いコンセント

コンセントといえば白。おそらく9割以上の方がそのイメージを持っているはずです。実際、打ち合わせでコンセントの「色」について話し合う機会はほとんどないのが現実です。

でも、コンセントの色には選択肢があります。

たとえばPanasonicの「アドバンスシリーズ」など、メーカーやシリーズによってはホワイト以外のカラーバリエーションを展開しているものもあります(製品ラインナップは時期・シリーズにより異なります)。

参考:Panasonic アドバンスシリーズ

色の選び方で、空間の印象は変わる

ではどう選ぶべきか。大きく分けると2つの考え方があります。

①壁に馴染ませる(統一感重視)

壁がホワイト系ならホワイト、グレー系ならライトグレーに合わせることで、コンセントの存在が消えて空間がすっきり見えます。
整っている空間づくりには、壁に馴染む色を選ぶ方法がよく使われます。

②あえて外す(アクセント重視)

ダークトーンの壁にホワイトのコンセント、あるいは白い壁にブラックのコンセントをあえて選ぶ方もいます。
視線がそこに集まるため、空間にポイントが生まれます。

打ち合わせで確認すべきこと
  • 採用するメーカーのコンセントに何色の展開があるか
  • 部屋ごとに色を変えることは可能か(費用差はあるか)
  • スイッチプレートとカラーを統一できるか

見落とし②「スイッチの位置」
暮らし方を想像できていますか?

「一般的な位置」が、あなたに合うとは限らない

スイッチをオンにするときの手元

スイッチの位置は、ほとんどの場合”標準的な高さ・場所”に設置されます。具体的には、ドア付近の壁面・床から約110〜120cmの高さが住宅における一般的な目安です。

しかし、毎日の暮らしの動線は、家族によってまったく異なります。

(例)寝室のスイッチ位置

特に多い後悔が「寝室の照明スイッチ」の位置です。

ベッドに入って本を読み終え、「さて寝ようか」と思った瞬間。照明を消すためにわざわざベッドから出なければならない。

「そのくらいのこと」と思うかもしれません。でもこれが毎晩のことになったら? 小さなストレスは、確実に積み重なっていきます。

この場合の解決策は大きく3つです。

  1. ベッド脇の壁にスイッチを追加する(ベッド頭部側の壁面)
  2. 3路スイッチにする(ドア付近とベッド脇の2箇所で操作できる)
  3. スマートスイッチ・リモコン対応照明にする

2番目の”3路スイッチ”は、追加費用はかかりますが実用性が格段に上がります。
「ドアのところでつけて、ベッドで消す」という動線が自然に実現できます。

スイッチ位置を決める前に考えたいこと

  • その部屋でどんな動きをするかを具体的にイメージする
  • 家具(ベッド・ソファなど)の配置を先に決めてからスイッチ位置を決める
  • 子どもの手が届く高さも考慮する(特にトイレ・洗面)
  • 将来的な家族構成の変化も視野に入れておく

注意点として、スイッチ位置の変更は壁の下地や配線の都合があるため、施工前の打ち合わせ段階でしか対応が難しいケースがほとんどです。 後から変更しようとすると大規模な工事になることも。だからこそ、事前の確認が重要なのです。

スイッチ位置の確認ポイント
  • 寝室:ベッドに横になったまま照明を消せる位置か
  • リビング:ソファに座ったまま操作しやすいか
  • 玄関:帰宅後すぐに手が届くか、荷物を持ったままでも押せるか
  • 廊下・階段:上下どちらからも操作できる3路スイッチになっているか
  • 子ども部屋:将来の家具配置の変化に対応できるか

見落とし③「ドア枠の色」
最大の盲点はここかも?

ドア枠とは?

「ドア枠」とは、ドア本体を囲む細い枠のことです。正式には「ドア枠(建具枠)」と呼びます。ドアを開けたときに見える枠の部分、そしてドアが閉まった状態で壁との境目になる細い縁です。

これが、実は空間の印象にじわじわと影響します。

ドア本体を囲む細い枠(ドア枠)

ドア枠の色、3つの選び方

① 壁と同系色にする(ドアの存在感を消す)

壁がホワイト系であれば、ドア枠もホワイトにする。こうすることで、ドアが壁に溶け込んで「存在感が薄れる」効果があります。

広い空間をよりすっきり見せたいとき、または複数のドアが並ぶ廊下などでは、この選択が空間をシンプルに保つ上で有効です。

② ドア本体と同系色にする(統一感を出す)

ドアがウォールナット調のダーク系なら、枠も同系のダーク色にする。ドアまわりに統一感が生まれ、空間がすっきりとまとまります。

③ 壁にもドアにも合わない色をあえて選ぶ(アクセントにする)

これはかなり上級の選択ですが、たとえば白い壁・白いドアに対してブラックのドア枠を選ぶ、というような方法です。ドア枠が空間にフレームをつくる役割を果たし、メリハリが生まれます。

壁・扉と異なる色を使用したドア枠

なぜドア枠は見落とされやすいのか

打ち合わせでは、ドア本体のデザイン・色・開き方は必ず話し合われます。ドア枠の色は、決めるべき項目が多い打ち合わせの中で、気づかないまま標準色で進んでしまいやすい部分です。

加えて、ショールームやモデルハウスで見るドアは、多くの場合”最初からコーディネートされた状態”で展示されているため、「枠の色を選べる」という意識を持ちにくいのです。

「細かいことを決める力」が家の完成度を上げる

今まで紹介した3点に共通しているのは、「知らなければ選択肢すら存在しない」という点です。

注文住宅の最大のメリットは、自分たちの暮らし方を形にできること。それはキッチンや間取りだけでなく、コンセントの色やスイッチの位置といった細部にまで及びます。

大きな決断が続く家づくりの中で、こういった「小さなこだわり」を一つひとつ丁寧に拾い上げていくことが、完成したときの満足度を決定づけます。


浜松で、こだわりを形にする注文住宅

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菊池

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