大通り沿いの土地は本当にやめた方がいい?戸建てを建てる前に知っておきたいメリットと対策
こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
土地探しをしていると、必ず一度は候補に挙がるのが「大通り沿いの土地」です。
価格が手頃で、お店やスーパーへのアクセスも良い。条件的には魅力的なのに、「車の音が気になりそう」「人の視線が気になりそう」というイメージだけで、候補から外してしまう方は少なくありません。
でも、本当にそのイメージだけで判断してしまって良いのでしょうか。
大通り沿いの土地には、たしかに気をつけたいポイントがあります。一方で、間取りの工夫次第でそのデメリットを和らげ、暮らしやすい住まいをつくることも可能です。
今回は、【大通り沿いの戸建てに実際に住む暮らしのメリット・デメリット】を整理し、【間取りでできる対策】を、完成見学会で公開する実例とともにご紹介します。

大通り沿いの土地、気になるデメリットとは
まずは、大通り沿いの土地で気になりやすいポイントをまとめました。
車の走行音が気になりやすい
交通量が多い分、走行音やエンジン音が室内に伝わりやすくなります。特に窓を開けたいシーズンや、就寝時間帯に音が気になるという声はよく聞かれます。
ただし、音の感じ方は道路からの距離や建物の配置によって大きく変わるものでもあります。同じ大通り沿いでも、設計次第で気になり方には差が出ます。
通行人や対向の建物からの視線が気になる
人通りや車の往来がある分、リビングの窓を開けっぱなしにしづらい、カーテンを閉めたままになる、といった声もあります。特に道路に面したリビングは、開放的に見せたいほど視線対策が必要になるという、少し悩ましい関係にあります。
駐車・駐輪時の出入りに気を使う
交通量が多い道路の場合、車の出入りのタイミングに気を配る必要があります。お子さまが小さいうちは、飛び出しなどへの注意もより必要になります。
実は見逃せない、大通り沿いの土地のメリット
デメリットだけでなく、実はメリットもあるのが「大通り沿いの土地」です。
土地の価格に、ややゆとりが出る傾向もある
同じエリアであれば、大通り沿いの土地は閑静な住宅街の土地に比べて、価格が控えめに設定されやすい傾向があると言われています。浮いた予算を建物のグレードや設備に充てられるとしたら、こだわりたい部分がある方にとっては嬉しいポイントです。
日当たり・採光に恵まれやすい
道路に面している分、周囲に建物が密集しにくく、日当たりや風通しが確保しやすい土地が多いのも特徴です。
アクセスの良さ・将来の資産性
スーパーや学校、駅などへのアクセスが良いエリアが多いのも大通り沿いの特徴です。利便性の高さは、将来的に手放すことになった場合の資産性にもつながりやすいポイントです。
このように、大通り沿いの土地は「デメリットがあるから避ける」のではなく「デメリットをどう設計でカバーするか」を考えることで、選択肢として十分に検討する価値があります。
設計の工夫で変わる、大通り沿いの暮らし方
ここからは、実際に大通り沿いの土地に建てた住まいで取り入れた間取りの工夫を、完成見学会の実例としてご紹介します。
対策①:リビングは道路から離れた北側に配置する
「リビングは南側」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、今回の住まいでは、家族が一番長く過ごすリビングをあえて道路から離れた北側に配置しました。道路から物理的に距離を取ることで、走行音や人の視線をリビングから遠ざける設計です。
家族がくつろぐ時間が長い場所だからこそ、音や視線のストレスをできるだけ減らしたい。そんな考え方から決定した配置です。

対策②:道路側には窓のない和室を配置する
道路に面した場所には、窓を設けない和室を配置しました。
「窓がない部屋」というと、少し閉鎖的な印象を持たれるかもしれません。しかし、来客対応や、お子さまのお昼寝スペース、家族のちょっとした個室として使う場合など、外からの視線を気にせず使える方が快適な使用方法もあります。
道路に面した部分を「視線を気にせず使える部屋」として割り当てることで、住まい全体の使いやすさを保つ工夫となっています。

北側リビングの不安を解消する「吹き抜け」という選択
ここで気になるのが「北側リビングは日当たりが心配」という点だと思います。
その対策として取り入れたのが、リビングの吹き抜けです。高い位置から自然光を取り込む設計にすることで、北側に配置しても明るさを確保しています。
道路から距離を取る配置と、上から光を取り込む工夫を組み合わせることで、「静かさ」と「明るさ」を両立させた間取りになっています。

音や明るさは、写真ではなく現地で確かめてほしい
ここまで間取りの工夫をご紹介してきましたが、実際の音の聞こえ方や部屋の明るさは、写真や図面だけでは伝わりにくい部分です。
時間帯によって交通量も変わりますし、実際にリビングに立ってみたときの音の感じ方、吹き抜けから入る光の柔らかさは、現地で体感してみるのが一番です。
今回ご紹介した間取りの住まいは、完成見学会で実際にご覧いただけます。
- 北側リビングに立ったときの、道路からの音の感じ方
- 吹き抜けから入る自然光の明るさ
- 窓のない和室の落ち着いた雰囲気
気になるポイントをその場で体感しながら、ご自身の暮らしに置き換えて確認してみてください。
大通り沿いの土地は「設計次第」で選択肢になる
大通り沿いの土地には、騒音や視線といった気になるポイントがある一方で、価格や日当たり、利便性といった見逃せないメリットもあります。
大切なのは、デメリットを間取りでどうカバーするかという視点です。リビングの配置、窓の有無、吹き抜けの活用など、工夫次第で「大通り沿いだからこそ快適な暮らし」をつくることができます。
土地選びで大通り沿いの物件を候補から外す前に、一度設計の力でどこまで解決できるのか、実際の住まいを見て確かめてみてはいかがでしょうか。
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