注文住宅を建てるなら知っておきたい、防犯を考えた家づくりのポイント

こんにちは。浜松市を中心に、”暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
本日家づくりの段階からできる「防犯対策」について解説いたします。
家を建てる前に知っておきたい「防犯の基本」
家づくりの打ち合わせを進める中で、「防犯のこと、どこまで考えておけばいいの?」というご質問をよくいただきます。
防犯は、あとから追加できるものもありますが、設計段階で意識しておくことで防げることがたくさんあります。
特に、戸建て住宅はどうしても「狙われやすいポイント」があり、窓の位置・外構・照明・見通し・設備の選定など、設計とセットで考えておくと安心です。
今回は、実際の施主様の対策事例を交えながら、家づくりと同時にできる防犯対策のアイデアをご紹介します。
家づくりでできる防犯対策リスト
外周部の“窓”は要注意。シャッターや防犯ガラスで守る
- 外周部の大きな窓にはシャッターを設置する施主様が多く、特に通りから見えにくい面は要検討ポイント。
- 小窓や開ける必要のない窓には、防犯ガラスや格子を使うことで安心感UP。
- 実際にはシャッターを付ける方は全体の3〜4割程度ですが、防犯・災害の両面からニーズが高まっています。


外構計画は“見通し”と“音”がカギ
- 防犯性を高めるには、死角を作らない外構計画が大切。
- 敷地の周囲に砂利敷きを取り入れると、踏む音が鳴るため侵入者への抑止効果に。
- 逆に、玄関をあえて見せない設計(隠す派)もあるが、「何かされている時に気づかれにくい」リスクがあるため注意。




夜の防犯は「明るさ」が決め手
- 外壁・門柱・玄関まわりにスポットライト照明を配置することで、不審者が近寄りにくくなる。
- センサーライトや、タイマーで点灯する外灯も◎
- 室内の照明をあえてつけっぱなしにして“在宅感”を出すのも防犯テクニックのひとつ。


カメラ&セキュリティの導入でさらに安心
- 最近では、玄関に人感センサー付きの防犯カメラ、建物の四隅に監視カメラを設置。
- セコムやホームセキュリティの導入も検討される方が増えています。
- カメラが難しい場合も、ダミーカメラや「防犯カメラ作動中」のステッカーなど、見せる対策で抑止効果を。
間取り・設備選びも防犯目線で考える
- 勝手口はあえて「作らない」という選択も多いです。
- トイレ・洗面・浴室などは小窓+防犯ガラス+格子付きにすることで安全性を確保。
- 掃除や防災面も含めて、窓の数・大きさ・種類を総合的に検討するのがおすすめです。
まとめ|「ちょっとした工夫」が防犯の第一歩
大がかりなセキュリティ設備を導入しなくても、設計段階で少し意識するだけで、防犯性はぐっと高められます。
誰かに気づかれること、音が鳴ること、見えやすいこと。
そんな“ちょっとしたこと”の積み重ねが、家族の安心につながります。
ココハウスでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや地域性に合わせて、設計・外構・照明計画までトータルで防犯を考えた家づくりをご提案しています。