日射計画が住まいの快適さを左右する理由|浜松で注文住宅を建てるなら知っておきたい基本

こんにちは。浜松市を中心に、”暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
本日は、家づくりで意外と見落とされがちな「日射計画」について解説いたします。
日射計画とは?|家づくりにおける基本の考え方
日射計画とは、太陽の光を「いつ・どこに・どれくらい取り入れるか」を考える設計のことです。
単に「南向きに大きな窓をつける」という話ではありません。
季節・時間帯・土地条件を踏まえて、光と熱をコントロールする設計が日射計画です。
なぜ日射計画が大事なのか
結論から言うと、日射計画ができている家は「自然に快適」になります。
理由は以下の通りです。
■ 冬は太陽の熱で家が暖まりやすい
■ 夏は直射日光を抑え、室温上昇を防げる
■ エアコンに頼りすぎない暮らしができる
■ 光熱費を抑えやすい
つまり、性能と暮らし心地を両立するための設計が日射計画です。
日射計画で必ず押さえたい3つのポイント
日射計画を考えるうえで、特に重要なのが次の3つです。
- 太陽の高さ
- 軒・庇(のき・ひさし)
- 窓の位置と高さ
この3つは、それぞれ単体で考えるのではなく、セットで考えることが快適な住まいづくりにつながります。
① 太陽の高さを理解すること
日射計画の出発点は、太陽の高さ(太陽高度)を理解することです。

この違いが、室内の明るさ・暖かさに大きく影響します。
太陽の高さを考慮しないと、次のような問題が起こります。
- 夏、直射日光が室内に入りすぎて暑い
- 冬、太陽の光が奥まで届かず寒い
「いつの太陽を取り入れて、いつ遮るか」
これを考えることが、日射計画の第一歩です。
② 軒・庇は“自然のエアコン”になる
軒や庇は、単なるデザインではありません。
太陽の高さを利用して日射を調整する、重要な役割を持っています。

夏は太陽の位置が高いため、適切な長さの軒・庇があれば、
→ 直射日光をカットできる
→ 室温の上昇を抑えられる
エアコンに頼りすぎない、涼しい室内環境につながります。
冬は太陽の位置が低いため、軒・庇の下をくぐって、
→ 太陽の光が室内奥まで届く
→ 自然な暖かさを取り込める
これが、冬でも明るく暖かいリビングをつくるポイントです。
注意したいのが、軒・庇は長すぎても短すぎてもNGという点です。
- 長すぎる → 冬の日射まで遮ってしまう
- 短すぎる → 夏の日差しを防げない
地域(日照条件)や窓の高さに合わせて、
適切な寸法を設計することが重要です。
③ 窓の位置と高さで、光の入り方は変わる
同じ「大きな窓」でも、どの方角に・どの高さで設けるかによって、室内の明るさや快適さは大きく変わります。
日射計画では、東西南北それぞれの太陽の動きを理解することがとても重要です。
■南側の窓


一年を通して安定して日射を得られる方角。
冬は低い太陽の光を室内奥まで取り込み、
夏は軒や庇で直射日光をコントロールしやすいのが特長です。
リビングなど、明るさと暖かさを重視したい空間に最適です。
■東側の窓

朝のやわらかな光が入るため、寝室やダイニングなど「朝使う場所」に向いています。
自然な目覚めや、気持ちのよい一日のスタートにつながります。
■西側の窓

午後から夕方にかけて強い西日が入りやすく、夏は室温上昇の原因になりがち。
サイズを抑えたり、高窓にするなど、慎重な計画が必要です。
■北側の窓


直射日光は入らないものの、一日を通してやわらかく安定した明るさが得られます。
書斎や洗面室など、落ち着いた光が欲しい空間に適しています。
窓は「大きくすれば明るい」ではなく、
方角・位置・高さを考えて設計することが、
心地よい住まいづくりにつながります。
ココハウスの日射計画|暮らしを起点に考える理由
ココハウスでは、単に「南向き」「大開口」という考え方ではなく、
■ 土地条件
■ 周辺環境
■ 家族の暮らし方
■ 滞在時間の長い場所
を踏まえて、日射計画を設計に落とし込みます。
それが、「住んでから心地よさを実感できる家」につながっています。
これから家づくりを考え始める方も、
性能や快適さを大切にしたい方も、
ぜひ一度、佐鳴湖モデルハウスで“光の心地よさ”を体感してみてください。
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