桜を望む和の別荘|中庭と料亭キッチンのある住まい

HOUSE DATA
| 物件 | 28.67坪 |
|---|---|
| 間取り | 平屋 |
| 住まい | 別荘 |
出会いと背景
「別荘を建てたい」という想いから始まった家づくり。
お施主様には明確な理想があり、そのこだわりを丁寧に形にしてくれる工務店としてご紹介いただいたのが、私たちとの出会いでした。
この土地の最大の魅力は、春になると美しく咲く桜。
「家の中から桜を楽しみたい」
それが、この住まいの大きなコンセプトになりました。

和の佇まいをつくる外観デザイン
外壁はベージュをご希望され、塗壁材にはSTOロータソンを採用。
蓮の葉のように水をはじき、汚れにくい高機能な塗壁です。
玄関扉は杉の木製ドア。
くさりといを取り入れ、屋根はあえて薄く設計することで、より和の印象を強めています。
また、室外機が外観を邪魔しないよう、設置部分をあえて凹ませ、正面や横から見てもすっきりとしたフォルムに。
夜には植栽がライトアップされ、昼とは異なる凛とした表情を見せてくれます。




料亭のようなキッチン空間
玄関からLDKへ入る扉は格子デザイン。
足元は黒モルタルがキッチンまで続き、空間を引き締めます。
キッチンはまるで料亭のような設え。
- 垂れ壁で空間をやわらかく仕切る
- 間接照明で陰影を演出
- レンジフードは垂れ壁内に隠す
生活感を極力抑え、洗練された雰囲気に仕上げました。
キッチン背面は縦ボーダーのタイル壁。
ダイニングカウンターは半造作で、下部には家電収納スペースを確保。
チェアを置けば、キッチンと一体になった美しいダイニング空間になります。
リビングとの境目には4枚の障子扉。
開ければ大空間、閉めればしっとりとした和室のような空間に。





5m吹き抜けと桜を望む大開口
リビングは勾配天井で、約5mの吹き抜け。
梁あらわしの天井は外の軒とつながるように設計され、内と外の境界を曖昧にします。
大開口窓からは桜の景色。
昼間は照明がいらないほど明るく、四季の移ろいを存分に楽しめます。
3枚の窓が一方向にすっきりと収まる設計で、開放時も視界を遮りません。
木製サッシを採用し、素材の統一感も大切にしました。
窓を開ければウッドデッキと中庭へ。
壁高は約2.5mとし、外からの視線は遮りつつ、空は感じられる絶妙な高さです。
春にはリビング・和室・中庭、どこにいても桜を楽しめる設計。
まさに“お花見ができる家”です。



小上がり畳と陰影の美しさ
リビング横の小上がり畳は、下部が収納。
間接照明が柔らかく空間を包みます。
押入れは両開きで、閉めると一枚の壁のように見える設計。
下部には障子越しに植栽の影が映る余白を設け、和の情緒を演出しています。

寝室と愛犬のための空間
寝室はリビングから階段を2段上がった先に。
ベッド部分は掘り込み式で、床とフラットになる設計です。
納戸収納も備え、その下には愛犬のための寝室スペースも確保。
暮らしの細部まで丁寧に設計されています。


水回りと小屋裏空間
水回りへ続く廊下上部のエアコンは、木製格子で目隠し。
トイレは珪藻土をオリジナル調色し、棚には天竜杉を使用。
洗面はミラタップ「フィオレット」を採用し、壁付け水栓でホテルのような印象に。
浴室はTOTO「サザナ」。
さらに、水回り上部にははしごで上がれる小屋裏空間も設けました。





この住まいは、“桜を家の中から愛でる”という想いから始まりました。
和の美しさ、素材の質感、光と影の演出。
そして、暮らしやすさと非日常感を両立した別荘建築。
春だけでなく、四季を通して景色を楽しむ。
そんな豊かな時間が流れる一邸です。
GALLAERY















































