ホテルライクなキッチンの作り方|浜松でのLIXIL・Panasonic・TOTOの施工例から解説

最近SNSで見かける、まるでホテルのラウンジのようなキッチン。来客が来てもそのまま見せたくなる空間に憧れて、注文住宅でキッチンにこだわる方は少なくありません。

ただ、「ホテルライク」という言葉は使われる場面が多い分、実際に何をすればその雰囲気に近づけるのか、輪郭がぼやけてしまいがちです。色を統一する?照明?それとも収納?

今回は、【ホテルライクなキッチンの考え方】を整理したうえで、ココハウスが【実際に施工した3つの事例】を、採用したメーカーとともにご紹介します。

「我が家の暮らし方ならどのタイプが合うか」を考えながら読んでいただける内容です。

ホテルライクなキッチン

ホテルライクなキッチンに共通する3つのポイント

① 色とトーンを絞り込む

ホテルライクな空間に共通するのが、使う色を絞り込むというテクニックです。具体的には、

ベースカラー:グレー、ブラック、ベージュなど落ち着いた色を1色

質感の差:同じ色でも、マット・艶感・木目など素材感を変えて表情をつける

アクセント:取手や照明など、金属パーツで1点だけ差し色を加える

色そのものを増やさず、質感の組み合わせで奥行きをつくるのがポイントです。

注文住宅のキッチンでも同じ考え方が当てはまります。扉の色、ワークトップの色、壁や床の色を別々に決めるのではなく、最初に「キッチン全体をどのトーンでまとめるか」を決めてから各パーツを選んでいくと、統一感のある空間に近づきます。

② 生活感を「隠す」設計にする

ホテルライクな空間にする際に難しいと考えられがちなのが「生活感」です。

生活感そのものをなくすのではなく「見えない場所にしまう」工夫をするとグッとホテルライクなキッチンに近づきます。調味料、洗剤、ゴミ箱、キッチン家電。日常に欠かせないものほど、見せ方次第で印象が大きく変わるのです。

ここで重要になるのが収納計画。吊り戸棚や背面収納、パントリーといった選択肢の中から、自分たちの持ち物の量と種類に合わせて組み合わせを決めることが、すっきりとした見た目を保つための土台になります。

③ 照明で「陰影」をつくる

天井の照明だけで部屋全体を明るくすると、フラットで生活感のある印象になりやすいです。ホテルのような落ち着いた雰囲気は、ダウンライトや間接照明を組み合わせて、光と影のコントラストをつくることで生まれます。

手元の作業スペースだけ明るく、それ以外は少し落ち着いた明るさに抑える。この差をつけることで、キッチンに立つ時間そのものが特別なものに感じられます。

ココハウスが手がけた、3つのホテルライクなキッチン実例

ここからは、ココハウスで実際に施工した3つのキッチンを、採用したメーカーとともにご紹介します。それぞれ目的やライフスタイルに合わせて選ばれた事例です。

実例①:生活感をなくすキッチン|LIXIL リシェルSI(マットグレー)

生活感をなくすホテルライクなキッチン(LIXIL)

グレーブラックを基調にまとめたキッチンです。マットな質感のグレーは、リビングのインテリアとも馴染みやすく、空間全体に落ち着きを与えてくれます。

このキッチンで特に工夫されているのが、手元側の腰壁の高さです。通常よりも25cm高く設定することで、リビングのソファやダイニングからキッチンの手元が見えないようになっています。調理中の作業スペースや、洗い物の途中のシンクが視界に入らないため、来客中でも気を遣う場面が減ります。

25㎝の手元隠しが設置されている造作キッチン

加えて、キッチンの前面と背面の両方に造作収納を設置しているのもポイントです。
調味料や調理器具、ストック食品など、どうしても物が増えやすいキッチンでも、収納先をしっかり確保しているため表に物を出す必要がなく、すっきりとした見た目を保てます。

物を集約できるパントリー

なお、リシェルSIはLIXILのハイグレードラインに位置するシステムキッチンで、熱や傷、汚れに強いセラミック製のワークトップを選べることが特徴のひとつです。日々の手入れのしやすさと、見た目の美しさを両立できる点も、生活感を抑えたいキッチンに向いている理由のひとつといえます。

こんな方におすすめ
  • リビングから手元が見えるのが気になる方
  • 来客が多く、片付けの時間が取れない日でもすっきり見せたい方
  • 調理器具や食器の量が多く、収納力を重視したい方

実例②:開放感あふれるキッチン|Panasonic L-Class(扉材:アフェ02シリーズ ヴィンテージメタル)

リビングと中庭が見渡せるホテルライクなキッチン(Panasonic)

中庭とリビングの両方を見渡せる位置にキッチンを配置した事例です。キッチンに立ちながら、お子様の様子を見守ったり、家族との会話を楽しんだりできる間取りになっています。

ホテルライクなキッチン

ヴィンテージメタルの扉材は、金属の質感を活かしながらも落ち着いた色合いでまとめられており、無機質になりすぎず、温かみのある印象を与えてくれます。
中庭に面した位置関係は、晴れた日には中庭で友人とBBQを楽しむといった使い方もできる、暮らしの広がりを感じられるキッチンです。

ホテルライクなLDK

家にいながら外の空気を感じられる配置は、子どもがいる家庭にとって「目を離さずに家事ができる」という安心感にもつながります。来客時には中庭とリビング、キッチンが一体となった空間で、自然にコミュニケーションが生まれる設計です。

こんな方におすすめ
  • キッチンにいる時間も家族とのつながりを大切にしたい方
  • 中庭やテラスでのアウトドアリビングに憧れがある方
  • 友人を招いてホームパーティーをすることが多い方

実例③:家事が楽になるキッチン|TOTO ザ・クラッソ(シルクグレージュ)

淡色グレージュのホテルライクなキッチン(TOTO)

淡いシルクグレージュのキッチンに、間接照明を組み合わせた事例です。明るすぎず、暗すぎない絶妙な色合いが、間接照明の光をやわらかく受け止め、上質な雰囲気を生み出しています。

このキッチンの工夫は見た目だけではありません。食洗器とカップボード(食器棚)の距離を計算して配置しているため、食洗器を開けた状態でもカップボードの扉とぶつからず、スムーズに動けます。一見小さな違いですが、毎日の片付けのしやすさに直結する部分です。見た目の美しさと、動線のスムーズさを両立させている点が大きな特徴です。

こんな方におすすめ
  • 家事の効率を重視しながらもデザイン性も諦めたくない方
  • 間接照明を活かした落ち着いた雰囲気が好みの方
  • 食洗器を使う頻度が高く、動線のストレスをなくしたい方

キッチンメーカーを選ぶときに意識したいこと

3つの事例を見てわかるように、ホテルライクなキッチンといっても、メーカーや扉材によって表現できる雰囲気は大きく異なります。

  • LIXIL:セラミックワークトップなど質感や耐久性にこだわりたい方向け
  • Panasonic:扉材のバリエーションが豊富で、個性的な素材感を表現しやすい
  • TOTO:水まわり設備との連携や、家事動線の工夫に強みがある

色や素材だけでなく、「自分たちの暮らし方にどんな機能が必要か」という視点を持ってメーカーを比較すると、後悔のないキッチン選びにつながります。ショールームで実物を確認しながら、扉の質感や収納の使い勝手を体感してみることがおすすめです。

ホテルライクなキッチンは「色」と「収納」と「光」の設計から

ホテルライクなキッチンをつくるために必要なのは、特別な設備ではなく、【色のトーンを絞ること】【生活感をしまう収納計画】、そして【光の使い方】という、3つの基本的な設計の積み重ねです。

ココハウスでは、ご家族の暮らし方やこだわりに合わせて、LIXIL、Panasonic、TOTOといった各メーカーの特徴を活かしながら、理想のキッチンづくりをサポートしています。気になる事例があれば、実際の空間を見学しながら、自分たちに合うスタイルを探してみてください。

2026年7月完成予定のブルックリンスタイルの完成見学会を開催をいたします。こちらのお家のキッチンもお施主様のこだわりがつまった空間です。是非直接目で見てみて体感してください。
詳細は近日公開予定ですので、ココハウスのSNSやLINEをフォローしてお待ちください。

ココハウスのInstagramはこちらから▼

https://www.instagram.com/cocohouse_icd



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菊池

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