“ベッドのない寝室”にした理由|浜松の注文住宅で叶えた空間

こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。

寝室に求めるものは、人それぞれ違いますが、「ただ眠れれば十分」と思っている人は、今やほとんどいないのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、【浜松市内で完成した注文住宅の寝室】です。

この部屋には、ベッドがありません。

それでも、ぐっすりと眠れて、不思議と落ち着く寝室が実現されています。

掘り込みでベッドがない寝室

ベッドのない寝室という選択

この寝室でまず目を引くのは、床の一部が一段掘り下げられた「くぼみ」の存在です。

寝室全体が掘り込み構造になっており、そこにすのこを敷き、マットレスをはめ込みます。仕上がりは床と完全にフラット。段差がなく、視覚的にも空間全体がひと続きのように見えます。

ベッドフレームがないと、部屋に「大きな家具」が存在しない。それだけで空間はぐっと広く、すっきりとした印象になります。
マットレスごと床に埋め込むことで、余計なものが何も目に入らない空間を実現しています。

子どもがいる家庭こそ、段差なし設計はおすすめ

この設計には、暮らしの安心も組み込まれています。

小さな子どもとともに眠る家庭にとって、ベッドからの落下は地味ながら気になるリスクです。
柵を付けるという選択肢もありますが、見た目の問題もあるし、成長とともに外す手間も生じます。

すのこ+マットレスを床に埋め込むこの設計なら、そもそも「落ちる高さ」がありません。

子どもが寝返りを打っても、転がり出ても、床が続いているのです。

シンプルに、長く使い続けられる寝室です。

リビングから続く「隠れ部屋」の感覚

この寝室のもうひとつの魅力は、動線にあります。

リビングから直接つながる間取りになっており、明るく開けたリビングから、少し落ち着いた奥の空間へ。
まるで隠し部屋のような感覚です。空間のメリハリは、広さではなく設計でつくれます。

リビングから隠れ家のようにつながる寝室

間接照明が、空間を完成させる

天井には、間接照明が仕込まれています。

直接目に入らない光源から放たれる、やわらかな明かり。天井や壁をほんのり照らし、部屋全体をしずかに包みます。

眠る前に照明を落としていくにつれ、空間がだんだんと「夜モード」に変わっていく。そのグラデーションが、心地よい眠りへの導線になっています。

寝室の照明計画は、見落とされやすいですが大切なポイントです。「明るければいい」ではなく、「どんな光で眠りにつくか」まで設計する。この部屋はそこまで丁寧に考えられています。

天井に間接照明が仕込まれている寝室

素材と仕上げ——細部に宿る質感

マットレスを直接床に敷くと、湿気がこもりやすくなります。すのこを間に挟むことで通気性を確保しながら、床と一体に見える仕上がりを実現しています。

壁は余計な装飾を省き、シンプルな仕上げ。色味も主張しすぎず、間接照明の光を静かに受け止めます。余分なものを削ぎ落とすことで、落ち着いた空間が生まれています。

掘り込みに埋め込まれたすのこ

注文住宅だから実現できる設計

こうした寝室は、既製品の組み合わせではつくれません。

床を掘り込む構造は、建築の段階から計画する必要があります。間取りとの連動、防湿・断熱への配慮、照明の仕込みタイミング——いくつもの工程が連携してはじめて成立する空間です。

注文住宅の醍醐味は、「こんな空間で暮らしたい」というイメージを、設計の段階から丁寧に落とし込んでいける点にあります。

暮らしのイメージを言葉にして、設計者と一緒につくっていく。それが注文住宅の進め方であり、このような寝室が実現する理由です。

注文住宅が建っていく様子を
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このページではお打ち合わせから引き渡しまで、注文住宅が形になっていく様子をレポート形式でお伝えしています。

「注文住宅ってどうできるの?」のギモンが解消されるコンテンツです。

「睡眠」を、もっと丁寧に設計する

一日のなかで、家族みんながもっとも長く過ごす場所のひとつが寝室です。リビングやキッチンと同じように、どんな空間にしたいかを丁寧に考えてみると、暮らしの質がぐっと変わります。


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菊池

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