吹き抜けの廊下、ガラスとフェンスどちらがいい?メリット・デメリット比較
こんにちは。浜松市を中心に、“暮らしを起点とした”注文住宅を手掛けているココハウスです。
最近、注文住宅でも人気なのが、「吹き抜け」。
その吹き抜けに面して2階の廊下を設けるご家庭も増えています。
吹き抜けの廊下は、光の入り方や家全体の一体感を大きく左右する一方で、「転落防止の対策、どうする?」という悩みもついてきます。
素材の選び方ひとつで、廊下から見える景色も、家全体の雰囲気も大きく変わります。
今回は、吹き抜けの廊下に採用される代表的な2つの選択肢「ガラス」と「フェンス(手すり・柵)」について、メリット・デメリットを整理しながら、ご家庭に合う選び方を考えていきます。
吹き抜けの廊下がもたらす3つの魅力

まず、なぜ多くの家庭が「吹き抜け+廊下」という間取りに惹かれるのか、その理由から見ていきましょう。
1. 光と風が家全体をめぐる
2階の廊下が吹き抜けに面していると、南側の窓から入る光が1階のリビングまで届きやすくなります。北側に配置しても、上部からの採光で明るさを補える点は大きな利点です。
2. 家族の気配が伝わる
1階にいても2階の廊下を歩く足音や気配が感じられ、「同じ家にいる」という安心感が生まれます。子どもが自室から降りてくる様子が自然と目に入る間取りは、共働き世帯からも支持されています。
3. 開放的な広がりが生まれる
廊下部分に吹き抜けを設けることで、床面積以上の開放感を演出でき、エントランスやリビングとつながった天井が高い、広い空間を仕上げることも可能です。
廊下にガラスやフェンスを設ける理由
開放的な吹き抜けの廊下に何もない状態では、歩いていてふと足がすくんだり、小さなお子さまが端に近づいて転落のリスクが生まれたりすることも。ガラスやフェンスを設けることで、開放感はそのままに、安心して歩ける廊下になります。
選択肢①「ガラス」


メリット
- 視界を遮らないため、吹き抜けの開放感をそのまま楽しめる
- 光を通すので、1階への採光量を落としにくい
- スタイリッシュで上質な印象を演出しやすく、ホテルライクな空間との相性が良い
- お手入れの範囲が明確で、拭き掃除で美観を保ちやすい
デメリット
- 指紋や手あかが目立ちやすく、こまめな清掃が必要
- フェンスに比べて費用が高くなる傾向がある
- 万が一の破損時に交換コストがかかる(強化ガラス採用が一般的)
- 素材の性質上、無機質な印象になりやすく、木や漆喰など温かみのある内装との組み合わせ方に工夫が必要
選択肢②「フェンス(手すり・柵)」


メリット
- 木製やアイアン、格子デザインなど素材・意匠のバリエーションが豊富
- 内装のテイスト(ナチュラル、ヴィンテージ、モダンなど)に合わせやすい
- ガラスに比べてコストを抑えやすい 汚れが目立ちにくく、日常のお手入れが簡単
デメリット
- 縦格子や横桟のデザインによっては視界が分断され、開放感がやや弱まる
- デザインの密度によって光の抜け方が変わるため、採光計画との調整が必要
- 素材によっては経年での色あせやメンテナンスが必要になる場合がある
どちらが自分たちの暮らしに合う?
- 抜け感や採光を最優先したい
- 空間全体に統一感をもってまとめたい
- ホテルライクなテイストが好き
- お手入れの手間を減らしたい
- 費用のバランスを見ながら検討したい
- 木の温もりや素材の質感を大切にしたい
実際の施工例でも、リビング階段と組み合わせて廊下全体をガラスで仕上げ、ホテルのような一体感を演出したケースもあれば、造作の木製フェンスで温かみのある雰囲気にまとめたケースもあります。
どちらが正解ということではなく、「毎日その場所を通ったときにどう感じたいか」を基準に選ぶことが、後悔しない住まいづくりにつながります。
吹き抜けの廊下づくりで大切にしたいこと
吹き抜けの廊下は、光・気配・広がりという3つの魅力を家にもたらしてくれる一方で、足元の安心感への配慮が欠かせない部分でもあります。
ガラスとフェンス、それぞれの特性を理解したうえで、間取りや内装のテイスト、日々のお手入れのしやすさとあわせて検討することで、見た目の美しさと暮らしやすさを両立した空間に仕上げることができます。
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